3次元別館。

主に観劇の感想です。2.5舞台が多めでその他のミュージカルやストレートプレイも。

【観劇記録】2016/12 舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺~再演~(刀ステ)

 

  • 普通にネタバレ有り
  • ほぼ当時のSNS日記からのコピペです

 

5月20日の刀ステ初演ライビュから約7か月。
遂に念願叶って「虚伝 燃ゆる本能寺」再演を天王洲 銀河劇場にて観劇して参りました。

ライビュの後、パンフ通販しただけじゃ飽き足らず、コラボカフェ予約して三日月カレーと鶴丸マリブミルクをいただき、渋谷パルコ前のキャストイベントを通行人のフリしてガン見し、Blu-rayまで購入する勢いで沼に垂直ダイビング、ダメ元で申し込んだ先行抽選の当選のメールを見た時は、変な声出たもんなあ……。

でもって、1階席で前から13番目ってことは結構近くない?と浮き足立ってはいたものの、予想以上に舞台が近くてびっくりした。日頃観劇は2階より上の席がほとんどだから、1階席ってだけでもどきどきなのにオペラグラスいらないじゃん!果たして生きて帰れるかしら……とそわそわしつつ、ロビーで時間を潰しながら(いつもは割とぎりぎり到着なんだけど気がはやり過ぎて30分前に着いてた)、開演を待ったのでありました。舞台に例の傘が全員分、横一列に並んでて既にテンション上がりまくり。

 

で終演後。

凄かった何あれ凄い凄まじい何なのあれ凄過ぎて意味わかんない凄い(エンドレス)

帰りの電車の中から、翌日仕事中も気を抜くと脳内にてエンディングテーマがエンドレス再生されておりました……。

円盤2回見た(普通のと全景の1回ずつ)から、初演ほどの衝撃はないだろうなー、なんて思ってた私がこしあんよりも甘かった。
むしろ先にいろいろ見といて良かったかも知んない。あんなん何の予備知識もなくぶっつけで観たら循環器と呼吸器に異常を来すわ!!!


《以下、演出の変更面などのネタバレ全開》

全体の感想は初演ライビュの時に書いてるので、リアル観劇してわかったことや、今回変わってた点を中心に。

※一応時系列に沿ってますがたまに飛びます
※まとまってません……

 

・舞台の上の方が思ってた以上に斜め。階段も狭そうだし、あんな所で立ち回り演じたり、階段半分くらい登った所から飛び降りたり回し蹴り食らわせたりしてたのか(震)

・タイトルコールで「虚伝 燃ゆる本能寺」って入ったね!
・生で見ると、戦闘シーンの迫力に映像とはゼロ四桁以上の差で圧倒される。特におじいちゃんの殺陣の美しさ(身体のブレの少ない不思議な、そして綺麗な動き)と、小夜ちゃんのアクションのキレが冴え渡ってた。

・事前に初日バレ見てなかったら気づかなかったかもだけど、上手と下手が初演とは逆なんだね。面白い!

・音響とか、舞台上や客席降りのキャストの足音とか、震動が思いの外すごかった。

・ログイン&お見送りヴォイスは不動、伝令は次郎ちゃんでした。お見送りでは「へし切と薬研はどうでもいいけど俺の活躍を~」的な事を言ってた。宗三のことは認めてるらしい。

・例の馬がグレードアップしていた。具体的には後ろ足がついて長谷部がどつかれておった(合掌)

・不動がひとりあっち向いてホイしてたり*1、威嚇する不動に薬研が鍬で応戦してたり、小夜ちゃんが鶴丸に持ち上げられてたり。短刀かわゆい。

・鯰尾の「過去なんか振り返ってやりませんよ!」→忍び寄る鶴丸の所で、にっこり笑って「鯰尾、後ろ」ってネタばらしするいち兄がなんかかわいい(でも結局鶴に脅かされる鯰)

・キャスト交代の鶴丸と江雪。鶴丸は年長者感は漂わせつつよりワイルドさが増して、好戦的。慰労会のとこでまんばに膝カックン→そのまま袖に引きずって行こうとしたりと、びっくりじじいも加速。江雪兄様は重厚さに加えて静けさがあって、名前の通り雪みたい。どちらも前キャストとの違いはありつつも、全く違和感なく溶け込んでて良かった、てか二代目も好き!

・軍議はたい焼き。「粒あん派か、こしあん派か」で決を取ろうとする三日月→山姥切以外皆粒あん派。「(いち兄)小豆の皮には栄養がある」「(まんば)粒あんに栄養を求めるな!」「一本取られましたな」とか言ってたら長谷部が「おはぎも粒があるのが美味しい」とか何とか自らおはぎネタをぶっ込んで来て会場爆笑
→「つぶつぶなら数の子でもいいだろう!」言い募る山姥切に「つぶつぶはいいぞ」「粒あんの勝ちという事で」とか三日月が返しつつ、オチは「(光忠)それ、カスタードなんだ。こっちのはチーズ」(三日月爺ちゃん軽くショック)でした。レポを検索してみるとこの日のは比較的おとなしめだったようだけど、微妙な間や空気だけで十二分におかしかったから!あー笑った。

・上手側通路に近い席だったので、客席を使った演出もばっちり見えた。入り口の方から誰か入って来て、遅れて来た人かなと思ったら蘭丸だった(笑)出陣の時は紅組メンバーが舞台から降りて来て至近距離を駆けて行ったんですが、衝撃的過ぎて先頭のおじいちゃんの姿しか覚えてない…… 。極め付け、左文字兄弟の後半の殺陣で小夜ちゃんが上手側通路から登場、すぐ近くを駆けて行ってそのまま舞台上で戦闘に突入したのは痺れた(江雪兄様は下手から)!後ろの席の人が小さく「小夜ちゃん!」て呟いてたのが印象的。

・三日月&山姥切の月を見ながら語るところ、リアタイで見たばっかの花丸最終回の酔っ払いローリングまんばちゃんが浮かびかけたのは内緒(そして早速キャストさんがTwitterに再現写真アップしてて吹いた)

・紅白戦で不動が石を投げる→いち兄?の刀に当たった後長谷部を直撃、って初演にもあったっけか?

・見所しかない本能寺の変。かっこいい&うつくしい以外の単語がログアウト。

・ライビュでは見えなかった、信長自刃の瞬間の織田組、特に不動の表情がやるせない。こんな顔してたんだなあ。

・宗三が明智光秀を庇いながら敵陣を正面突破するのはなかったよね??

・織田組の真剣必殺で心拍数上昇。こんなん内容知らずにいきなり生で見たら(以下略)初演ライビュとBlu-ray1回目くらいまでは主に露出度的な意味で動揺してそれどころじゃなかったけど、慣れてくるとめちゃくちゃ格好いい殺陣なんだよなー。

・慰労会は粒あんのたい焼き→鶴丸が山姥切に粒あんの良さを教えようとして逃げられる

・エンディングは、テーマ曲と傘を持ってひとりずつお辞儀していくのは同じで、紋の入った傘を持った黒子が加わっておりました。大好きなところなので大きく変わってなくてよかった!

・カテコのおじいちゃんの剣舞に見とれてたら、続くまんばちゃんの布さばきにも見とれる、宗三はやっぱり娘役お辞儀で、憂い顔を崩さないのが良い。


エンディングでは、こんな力いっぱい拍手したことあったかな?ってくらい全力で大きく手を叩いておりました。
会場入りしてすぐ購入したパンフにはキャストが2人ずつ、計6組に分かれての対談が載ってて、確かに義元左文字の実物は結局ゴツいよねとか、こう言う事を考えて役作りしてるのか、とか、なかなか興味深かった。

で現在は軍議やら日替わりアドリブのレポを日々チェックして(例の馬が出てきたり天の声が響いたりとか進化し過ぎ!)、円盤の発売日いつだったかな…いやまだ予約するって決めたわけじゃないからね?!と誰にしてるんだかわからない謎の言い訳をしながら公式を確認しつつ、粒あんのたい焼きを齧りつつ、もう明後日?で東京公演も終わりかあ…と既に寂しくなりかけておりますが。

来年の大千秋楽はライビュ観劇するので、そちらを楽しみに年を越したいと思います♪

 

 

 

*1:日替わりネタだったみたいですね