3次元別館。

主に観劇の感想です。2.5舞台が多めでその他のミュージカルやストレートプレイも。

【観劇関係イベント記録】10/9 繭期夜会

 

  • レポというよりただの感想
  • ところどころ記憶違いがあるかもです(10/13 多少直しました)
  • 朗読劇の内容に多少触れてます

 

去年グランギニョルでTRUMPシリーズを知って、マリーゴールド上演をきっかけに既存作品も大方円盤や配信で履修、マリーゴールドは2回リアルで観劇して、自分を繭期*1と名乗るのに抵抗がなくなった*2頃に告知のあった繭期夜会。

コンサート+トークショー+朗読劇ということでどんなんかなーと普通にわくわくしていたら

  • 当日はドレスコードあり(強制ではない)
  • 「合唱 1万人のライネス*3 ※但し、会場のキャパは1200人」振り仮名つきの練習用動画もあるよ!

いや、あの。ドレスコードが「黒、プラス赤の差し色」というのはいいけど、客席全員でライネス大合唱ってそれどうなんだ……と、そわそわも交えつつ迎えた当日。

職場から直行だったので、黒のブラウスに黒のパンツ、靴と鞄も黒で出発。差し色の赤のネックレスがなかったら完全に喪服。なかのZEROが近づくにつれて、同じ方向に向かう人が一様に黒+赤の装いで、おおお…となる。会場のトイレに入って出てきたら、ここは葬儀場でしたっけ状態だった。いや自分も黒ずくめなんだけど。

 

舞台上には、上手と下手に巨大な花のモチーフ(マリーゴールドで使われたものと同じ?)、中央にバンドのセットがそれぞれ配置。

第一部は主題歌やBGMのボーカルと、歌唱指導も担当されている新良エツ子さんのソロコンサートでした。オーバーチュアと短いナレーションの後、幕開き1曲目は「TRUE OF VAMP」。TRUMPの伝承が語られる時に流れる幻想的な曲。キーが鬼のように高い。セトリによると、「No soul in blood」「Bloody Promise」「輪廻夜想」と続けてTRUMPの曲が歌われたんだけど、映像での鑑賞中は内容を追うだけで精いっぱいで歌を覚えるどころじゃなかったので、どこで使用されてた曲なのかわからなかったのでした……。D2版のひとつ前の再演時の主題歌もあったのね。

暗転+ナレーションが入ってグランギニョルのパート。最初の「愛という名の呪い」で既にちょっと泣きそう。終盤のあのシーン、すごく好きなんだ……。でもってこれまためちゃくちゃ難易度高そうな「今宵は黒き夜」、劇中でキキの歌う「繭期の子守唄」でまたうるっと来た。グランギニョルの締めはオープニングの「回旋するトラジェディ」。iTunesで配信されているのをリピートしまくってはいるんだけど、やはり他のナンバーと合わせて生で聴くと湧き上がってくるものがあるね。

第一部ラストはLILIUM。「共同幻想ユートピア」でファルスを思い描きつつ同時にマリーゴールドの登場人物たちも脳裏に浮かべていたら、突然「卑しい庶民の皆様、ご機嫌麗しゅう~」

?!

まさかの「プリンセス・マーガレット」!赤のドレスを翻して客席を煽りつつ、役者さんそっくりの声とテンションで歌い上げる新良さんがキュート過ぎた(バタンキュー)。

「少女純潔」「葬送終曲「聖痕《スティグマ)》」」「Eli,Eli,Lema Sabachthani?」で一部終了。この三曲は本来合唱曲なんだけど、お一人で歌っていても全く申し分のない迫力でした。

休憩をはさんで第二部。

トークコーナーは、脚本演出の末満さんと作曲を手掛ける和田さんによるもので、10~15分くらい。黒の上下にジャケット、帽子も黒でキメた末満さんの肩のあたりに赤い何かが乗っていて、最初は花に見えたけどそれにしてはしっかり肩の上だしな、と思っていたら鳥(名前:まゆぞう)だったらしい。和田さんは、黒の丈の長いシャツに赤のネクタイを合わせておられました。

内容は、お二人が手掛けられた作品とそれにまつわるエピソード、今後やってみたい事、などなど興味深いお話満載だったんですが、既に記憶が断片的で内容があやふやなので、気になる方はTwitterなどで検索してみてください……。

トークの後は、李春林&コリウス役の東さん(確か黒の上下に黒ジャケットで、胸元に赤い花のようなもの…写真を確認したらチーフでした…を挿してたかな?*4)と、黒のドレスに着替えた新良さんが登場して朗読劇「雪のおわり春のはじまり」。内容は告知のあった通り、春林の過去にまつわるもの。グランギニョルのパンフレット収録の短編でちらっと触れられてはいたけれど、いろいろ辛い。春林はハンターとしての名前で、本名はカミーユ。母・オルガが死んだあと、彼女の親友だったヴァンパイアハンターのダンピール、白雪(はくせつ)という女性に育てられた、などなど、短い中でもいろいろな事が語られました。「ダンピールの闇に飲まれるな」って、他のダンピール達のことを考えるとしんどいな。白雪さん格好いい。ところで春林の上司が「ロス」って、アナベルと関係あったりする?……と思ってたんだけど、後で調べたら蘆水という人物らしいからそうでもないのか??

舞台上はマリーゴールドのパートへ。若き日の春林が、今度はコリウスとしてステージに登場。「彼女に自由を」でアナベルへの想いを歌い上げたあと、ヘンルーダがガーベラに向けて優しく歌った「花には言葉がある」を披露!「花には〜」では客席降りもあり、目線もらった人、息してる?ってくらい、きらきらとした希望に満ちあふれ、かつ力強い歌声でした。

再び新良さんが登場し、「口外無用!」をデュエット。一人ずつでも半端ない迫力が二人分って何事だほんとにもう。次は「和田さんがSNSで行ったアンケートで、予想外に一番人気のあった曲」という事だったんですがこれがまたまさかの「ケリトン出版社」! 私も好きだけど、確かに予想外。二人じゃ足りないってことで末満さん和田さんも登場して、めっちゃ盛り上がった。

そしてついにライネス大合唱。本番の前に練習タイムがあり、配布された歌詞を見つつ探り探りで周りの人たちと一緒に声出してるうちに、高い声で歌うこと自体は割と好きなのもあってちょっとたのしくなってきた……。

本番はバンドの演奏も入っての大合唱。中盤で「燃えます」との事だったが、あのSEは燃えた上にどっか倒壊してた。微妙とか思ってたけど何だかんだ楽しかったです、一万人(実際は約1200人)のライネス。

最後は「我は守護者なり」。マリーゴールドはやっぱり名曲揃いなので円盤買おうかな。と言うかボーカル音源すごく欲しいんですけど、どちらに要望出せば良いんでしょう?(マリゴの会場アンケには既に書いた)

アンコールは「星の轍(東さん)」「Requiem for Blood(新良さん)」「虜のペンデュラム(デュエット)」でオーラスでした。帰りにしっかり戯曲集(鈍器っぽい見た目だけどそんなに重くはなかった)も購入。帰宅してから開演前にフラゲしておいた繭期音源蒐集をiTunesに入れたら、曲名が自動で入らなかったので夜中に全部一気に手入力して、今朝から通勤中のBGMにしてみたりと、しっかり繭期が継続中です。

 

*1:簡単に言うとTRUMPシリーズのファン

*2:名乗っていいのか迷ってる時点で既に重症、という説もある byバンギャルちゃんの日常

*3:シリーズ通してのテーマ的な曲

*4:わかっちゃいたけどやっぱり頭身が二次元過ぎた……