3次元別館。

主に観劇の感想です。2.5舞台が多めでその他のミュージカルやストレートプレイも。

【雑記】11/4 昼『刀剣乱舞』宴奏会 アンコール(刀オケ)

 

刀剣乱舞-ONLINE-(ゲーム)オタクの感想です

 

よこすか芸術劇場の昼の部に行ってきました。埼玉在住の身には横須賀の地は体感的に遠かった……時間に余裕があったらカレーとか食べたかったな。

オーケストラのコンサートは久しく行ってないし、気になるけどどうなんだろう、で初回はスルーしてしまってた刀オケ。かなり評判が良かったようで、行けば良かったなと思いつつ、マイ本丸初期刀のまんばちゃんは京都かーどうしようとまたうだうだしてるうちに気づいたらアンコールの抽選もあらかた終わってしまっており……。という時に横須賀会場の追加の抽選があったので、見切れA席をゲット。4階のサイド席で、前方の手すりが舞台の上の方にあるスクリーンに少し被ってしまう場所でしたが、メインは演奏なのでそれ程支障はなかったです。

 

※以下、曲の順番や演出について容赦なくネタバレあり(ところどころ記憶違いがあるかもです)

 

演奏開始の直前に、スクリーン上にこんのすけが登場。ゲーム内と同じ吹き出しで注意事項をしゃべってる(音声はナシ)のが何となく不思議。

幕開けは、初期刀五振の近侍曲メドレー→この回のメインのむっちゃん(陸奥守吉行)の曲に。アップテンポで華やかなので最初から盛り上がるね。スクリーンの映像だけでなく、天井にメインカラーのライティングと共に紋が投影されるのが良きかな。

むっちゃんの後は本丸BGMのアレンジ。ここ最近は本丸では誰かしらの近侍曲ばっかり流しててしばらく聞いてなかったけど、ゆったりと心和む雅な曲調。そこから部隊結成の場面になって、スクリーンでは薬研、鯰尾、乱、小夜、にっかり、と短刀や脇差が鍛刀されて、次々と隊に組み込まれていき……それを見てたら普通に泣けてきた。

そう、初めて登録してどきどきしながら初期刀を選んで、プレイ開始した直後はこうだったよね……配合とかよくわかんないままに鍛刀して、来た子から順番に部隊に組み入れていったっけ。今は回想が出た時くらいしか回らなくなってる通常マップも、最初の頃は5-4まであるのか、先行き長そうだなーと遠い目をしてたんだよなあ。などと、自分の審神者歴を思い出して涙涙……。本丸に戻るたびに季節が移ろって、景趣が春夏秋冬と変化するのもいとをかし。

第一幕はゲーム内BGMがメインで、近侍曲は陸奥守、へし切長谷部、大倶利伽羅の三曲。近侍曲演奏時のスクリーンには、その刀剣男士の立ち絵と、舞台上のオーケストラ+和楽器奏者の方々が交互に映し出されてました。立ち絵はもちろん止め絵だし、通常と戦闘の2パターンだけなんだけど、オーケストラ用にアレンジされた曲がバックに流れてる中で改めてじっくり見ると、忘れかけてたけど長谷部も伽羅ちゃんもいけめんだよなー、いち兄麗しいなー、安定かわいいなー、などと初めてお迎えした頃のように新鮮な気持ちになったりもする。終わった後の本人?コメントも一振ごとに性格の違いが表れてて楽しい。

演奏者の方々が映る部分も、ここはこの楽器が使われているんだなー、ということが視覚的によくわかって面白かった。リアルに風鈴のようなものを鳴らしてたり、近侍曲をゲットするために必要な「鈴」と似たような形の楽器が使われてたり、コーラスが入る曲ではちゃんと歌手の人たちが歌ってたりということを、遠くの席からも知ることができました。

マップは椿寺(?)→阿津賀志山へ。進むにつれて編成に打刀が組み込まれるようになり、薬研・長谷部・宗三が同じ隊に揃ってるとか、かたや阿津賀志山では太刀+レア3打刀中心になってたり、実際の審神者がやりそうな編成がスクリーン上で展開されててもう……そういうとこだぞ、刀オケ(感涙)!しかしボスマスの直前で検非違使に遭遇して、部隊長のむっちゃんを残して戦線崩壊してしまい「ちゃらら~」とあえなく敗北……そこのBGMまでやるんかい*1

いったん本丸に戻って、内番開始。馬当番は伽羅ちゃん&長谷部、畑当番は兼さん&安定。テンポの良い音楽に合わせて手拍子しつつ、一幕が終了。かれこれ三年以上聞き続けてるBGMの数々があんなに素敵になるなんてなあ……。

で、二幕の開始は何と内番終了から。BGMとともに馬・畑組それぞれの終了場面が映し出されてから、編成を変えて再び阿津賀志山。阿津賀志山に向かう編成も先ほどと変わって、(ちょっと記憶があやふやですが)ボスマスにたどり着きやすいとされてる編成に。そこまで忠実にやるのかー、と何度目かのびっくり。今度こそラスボスで勝利を収め、三日月宗近もドロップ。二幕は近侍曲メインの構成で、一期一振、鶯丸、大和守安定、和泉守兼定の順。元々交響曲っぽい雰囲気のいち兄と、重低音のアクセントが効いてより深みを増した鶯丸のアレンジが特に好みでした。安定のは近侍曲集其ノ一の中でも特に好きな曲のひとつなので、ここで聴けて嬉しい。兼さんのもかっこ良かったです。

スクリーン上はゲーム画面に戻り、池田屋ラスボス対決へ。ここのBGM良いよね。そして前田藤四郎の極がさらっといるのはいいとして、しんがりがさっき阿津賀志山でドロップしたと思われる三日月じいちゃん@夜戦につきボスマス以外は弱体化……なぜ連れてっちゃったんだろう&ここまで軽傷で済んでるってことはカンストしてるのか??

ともあれ無事勝利を収めた後、進行役のむっちゃんの「アンコールぜよ!」的な掛け声で、アンコールという名の三幕に突入。ここで、むっちゃん以外の初期刀四振の曲がフルで演奏。そんな気はしていましたがやっぱり蜂須賀虎徹と歌仙兼定の曲はオーケストラとの相性がとても良く、スクリーンに登場した二振がより輝いて見えた。この二振は自分の曲が生オケで演奏されたら喜びそうだよね。加州清光のは勇壮寄りのアレンジで新鮮。まんばちゃん(山姥切国広)については、最初に入手した近侍曲で特別思い入れが強いので、ああ、オーケストラになってもやはり壮大かつ勢いもあっていい曲だよなあ……と噛み締めるばかりでした。しかし、まんばちゃんのコメントだけ思いっきりネガティブでどうしようかと(苦笑)

ラストは、フルオーケストラでより雄大さを感じる三日月宗近の近侍曲と、これまた華やかで文句ナシにかっこいい夢現乱舞抄で締め。

基本、グッズ類は立体のものは極力買わないようにしているんですが、スカーフチャームをつけてる人のを見たらかわいかったので、まんばちゃんのを衝動買い+ブラインドのステンドグラスキーホルダーもゲット。キーホルダーは大包平が来てくれました、わーい。

近侍曲自体が好きなのと、オーケストラ+和楽器のアレンジ、そして演奏が絶妙だったため、音だけでも楽しめましたが、映像を組み合わせた演出が予想していた以上に秀逸でした。特にそれなりに長い事プレイしている審神者だと感慨深いものがあり、一幕二幕、それぞれの終了後にあちこちで鼻をすする音がしたのも頷ける。自分も一幕でガチで泣いたし。

宴奏会後は都内に移動して、刀ステ悲伝コラボ開催中のタワレコカフェで夕飯。光忠のネギトロ丼と小烏丸のラズベリーティーソーダをいただきました。特典のランチマットが思ってた以上にでかくて収納どうしよう。コースターはまんばちゃんとばみちゃんでした。今までトレブロその他ランダム系のアイテムでお迎えできなかった二振なのでやっと来てくれてありがとう!

*1:休憩時間にグッズの列に並んでたら「あの隊はむっちゃんだけカンストしてるよねー」などと話してる人がいて、それだ、と内心で頷いた