【観劇記録】2019年5〜8月の観劇まとめ(レミゼ/宝塚など)
1〜4月までまとめておいて、その後放置してました(やりがち)。
2019年5〜8月まで、ライビュ含む観劇の記録です。宝塚多め。
※多少のネタバレ有
5月
- 『レ・ミゼラブル』
劇場で観るのはすごくすごく久しぶりのレミゼでした。初めて観劇した10代の頃にはピンと来ない部分も多かったけれど、年を重ねた今は「夢破れて」で既に落涙してた。リトル・コゼットの歌に「早くこの子を助けてあげてー!」と辛くなりつつも何だかんだ好きな「宿屋の主人の歌」で笑っちゃったり、上原ジャベールの「Stars」や上山アンジョルラスを中心とした「民衆の歌」に圧倒されたり、昆エポニーヌの「オン・マイ・オウン」でまた涙して、三浦マリウスの「カフェソング」で悲しくなって、吉原ジャン・バルジャンはもちろん全編通して素晴らしく……今更も今更ですが名作ですね(ハンカチを取り出しつつ)。
- 『COCOON』星ひとつ編/月の翳り編
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「夢現~」は思ってたより楽しめた。ただ、相思相愛のお通を放ったらかして最後までひたすら剣の道にまい進するのみってどうなのよ武蔵、とは思わんでもない……。こちらが退団公演となった美弥さんの佐々木小次郎は、達人の凄みと静謐の両方を漂わせ、一振りの剣のように美しかったです。「クルンテープ~」では「セ・マニフィーク」の場面で豪快に歌い踊る美園さんに魅了されておりました。
評判の良さに急遽ライビュ観劇を決めて良かったです。前年、ほぼ同じ時代を描いた某往年の名作を鑑賞して「ぐええええ……」と苦悶の声を上げていた*1身としては、こちらで救われた思いでしたありがとう。ヒーロー的な格好良さはないけれど、主の仕打ちに苦しみながらも妻の事を愛し続ける鎌足の描き方には好感が持てたし、何より車持与志古娘や皇極帝が「強い意志を持ち、時として怒りの感情も表出する血の通った人間」として描かれていたことに感激したよ……。無論、蘇我入鹿や天智帝も格好いいしな! あと船史恵尺がとても妖しくて良かった。つまり、華形さん*2瀬央さん有沙さん天寿さんへの注目度が更に更に上がりまくった公演でした。
6月
- 『エリザベート』
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なにげに久々のワイルド真風さん。「愛した日々に偽りはない」は、これはテスも惚れ直すよね、と納得の色っぽさでした。星風テスは新進気鋭の歌姫という説得力あり&メイクも大人っぽく自然。 芹香ラスティは良い塩梅にチャラくて大変よろしい。日替わりで「スキップしながらエデンをかわいく歌う」を披露してくださった桜木ベネディクトを筆頭にこの役はやっぱりこの人だよねーと順当にキメてきた中、歴代で一番少年っぽさがあり、ダニーと年の離れた兄弟のような和希ライナスが新鮮だった。ああいう関係性も実によい。
- 宝塚 花組『恋スルARENA』(ライビュ)
前回のDHとはまた異なる趣で、めっちゃ楽しいコンサートでした! スクリーンに開幕前の横アリが映し出された時点で「あー現地行きたかったなー」と心で呟いておった。新娘役トップ・華さんが可愛いのは知ってたが、ラプンツェルの「輝く未来」のデュエットはガチで可愛過ぎてめろめろになりました。そして明日海さんの「お姉ちゃん」、正直言うと最初出てきた時は「数年ぶりの女装、ですね……」と思ってしまったんだけれど、瀬戸・水美のナイスガイコンビに挟まれるとあら不思議、海外の女優さんを彷彿とさせるゴージャスな美女で全く違和感なしでした凄い。
柚香さんが道明寺をやるという段階で既に間違いなしの予感しかなかったんだけど、まさに水を得た魚でした。少尉@はいからさんみたいなキラキラ王子も、俺様野郎で愛すべきバカ・道明寺もどちらも当たり役っていったい何を見せられているんだろう。城妃さん演じるつくしもまた概念そのものが顕現しておりました。少女マンガと宝塚はやはり相性抜群だな。他のキャラクターでは整形美少女・桜子@音さんのインパクトが忘れられない。
7月
- 舞台『紅葉鬼』
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8月
- 舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ
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観劇当時も今も含め、望海さんは「歌+お芝居の表現力」が圧倒的よな、という、誰もが知っていることを再認識させられました。最後の方、かつての友の屋敷で一人部屋に残されるあたりから涙があふれまくった。そして斎藤一と土方さんがそれぞれ別のベクトルでかっこよすぎて骨抜きになるしかなかったぜ……。
多めっていうかここで初めて感想書いたのはほぼ宝塚だった。そんなに間を開けずに9~12月分もアップしたいです。