3次元別館。

主に観劇の感想です。2.5舞台が多めでその他のミュージカルやストレートプレイも。

【観劇記録】1/7 『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -vs VARIA partⅡ-(リボステ)

 

  • 多少のネタバレあり

 

2020年の観劇はリボステからでした。ヴァリアー戦前半はちょうど観劇が重なっていた時期で「骸*1もまだ出ないしなー」とスルーしていたので、初演ぶりのリボステ。

結論から言うと非常に面白かったです。てか前半戦も舞台で観ればよかった……。

 

以下箇条書きで思い出した順に雑感

  • 前説はルッスーリアとマーモン。写真撮影タイムがあり、しっかり携帯に収めました。ルッス姐さん楽しかった&マーモンかわいいじゃん
  • 前半戦をダイジェストで見せてくれる親切仕様。そうそう、嵐戦はこういう展開だったね、雨戦はスクアーロが大変なことになったんだよな……などとコミックスを読んでた当時の記憶が蘇る。何でスルーしたの私?
  • ローム髑髏ちゃんはそのまんま過ぎるというか、二次元から束の間抜け出てきたようであった……ブロマイド買った
  • 幻術バトルは初演同様映像で。マーモンが宙に浮くところがしっかり人力*2だったり、ボール入れが蔦に巻かれてる所とかは頑張ったな…て感想ではあるけど、演出の不自然な箇所は初演に比べて少なくなってた
  • 回想シーンは演技と映像の合わせ技で、違和感なく見ることができました
  • 多分初めてジャンプを自腹で買って読んだ、骸の再登場シーン。ついに来たー!という存在感と迫力に内心で拍手。槍捌きも見事でした。もちろんブロマイド買った
  • 原作をリアルタイムで追ってた時はそれ程意識してなかったんだけど、ボンゴレファミリーってやはりマフィアというか、結構残酷で時にエグいとこあるよね。それを意図した演出なのか、自分の捉え方が当時と変わったのかはわからないけど、命の扱いがめちゃくちゃ軽い事に少々戦慄を覚えました。チェルベッロ怖いよ……
  • 雲雀のマイペース加減がまさに雲を思わせるそれでした。元々の設定に加えて、役者さんの演技でより説得力が増してた感
  • ランボが相変わらず5歳児でウザ可愛すぎて最早神がかってる……
  • 大きなパーティションと幕の中間のような舞台装置が効果的に使われており、早変わりや急な場面転換が可能になってた。凄い。あれ、内側で動く人も大変なんじゃなかろうか
  • ツナとXANXASのバトルもまた、音と映像と光と役者さんの動きその他諸々によって最大限に再現されており、観てるだけでもハードなのが伝わってきました。あんなん1日2公演もやるってどういうことだ……
  • 犬、柿ピー、ランチア、京子&ハルは役者さんが映像出演(ありがとう)。本音を言うと特にランチアはリアルに登場いただきたかったけど、出番少ないから仕方ないか
  • コミックス通りのあのラストからすると、続編あるのかな?
  • カテコ挨拶はボンゴレ九代目とスクアーロ。九代目のブロマイドは「魔除けにしてもらいたい」そうです(笑…ランブロで1枚来たのでもご利益あるかな)。スクアーロは客席(2・3階席と1階席に分けて1回ずつ)&舞台上それぞれでの「ゔぉ゛ぉい!」コール要請。お辞儀の時、ひとり頭を下げずにくねくねしてたランボの頭を押さえて下げさせてた了平先輩がすごく了平先輩でした。骸のお辞儀さあ……あのフォームは狡い。

 

初演が「面白かった」なら、今回の3作目は「とても面白かった!!」。連載やコミックスを追いかけてたのはもう10年以上前ですが、読んでた当時の記憶が蘇ってきて懐かしくなりました。それなりに長丁場のヴァリアー戦を1つの舞台に収めず前後編に分けたのも*3、各バトルやその背景が時系列でひとつづつ再現されていたので、よかったと思います。脚本、演出、演技その他の全てを駆使した再現の度合いの高さが想像以上で、原作ファンとしても嬉しいステージでした。

 

*1:二次元の推しのひとりです

*2:慣れると気にならなくなってきた

*3:出演者のスケジュールとかいろいろな事情があるんだろうけど