- 簡易メモに近い感想です
- 例によってネタバレありのため注意!
- ところどころ記憶が曖昧なので間違ってるとこもあるかも知れません……
帝一の國は原作が好きで、學蘭歌劇は半年ほど前に映像で最初のだけ視聴。独特の濃ゆいノリを醸しながらもしっかり帝一の世界で、シリーズ完結前にリアルで観たかったな、とちょっと悔しかったりもしたのですが、ライブ開催を知って「これは!」とチケットを取得。サイド席だったので後ろの端の方とかだろうなーと思ってたらまさかの最前列……今年どうなってんの?!(まあ、雪組トップ退団公演は観劇できなかったんだけど涙)
原作好きと言いつつ最終巻まで読んでなかったので、直前に読破+並行して學蘭歌劇のマイムマイムとラストダンスを視聴して、全部終わったのが出発の直前。さっきまで見ていた映像そのままの人たちが舞台にいるのが何だか不思議でした……。
以下、箇条書きで。
- 帝一が帝一でしかなかった。映画もそう思ったけど、舞台もまた然り。帝一そのものだった。
- 帝一父(映像出演)が映画ネタをぶっ込みまくってきて会話がカオス(笑)同じく映像出演の美美子はダブルキャストが同時出演。「どっちを選ぶの?(ニュアンス)」と帝一に詰め寄って、「振り子の君」に入る流れがグッド。他に玲と森園先輩、堂山会長が映像だったんだけど、会話がスムーズで意外と違和感ナシ。「美美子ー!」「玲ちゃーん!」って会場から声援が上がってた。
- 光明がかわいい。役者さんの素顔は割と男子なのに、なんなんだろうあの溢れ出るまでの可愛さは。にゃんエコバッグ買っちゃったよ。
- 菊馬と二四三がまたそのまんま過ぎた。キクマ・ド・サドとシルク・ド・キクマのとこ、衣装や装置も含めて再現されてて嬉しい。
- 二役の氷室(ミッチェル)、駒(ルルカ)、本田(蒜山)。振り幅半端ない。駒は二役の他に日替わり?の着替えコーナーでの菊馬コスプレやら、松葉杖キリンやらもあったし、本田は通常に加えて水色アラビアンナイト風衣装と、蒜山は黒髪姫カットだけじゃなくシルク・ド・キクマのときの衣装+ハゲヅラまで……目まぐるしいすごい
- よく見ると弾のテーマで踊ってる妖精さんとか、氷室・駒(衣装はミッチェルとルルカ)による「抱かれたアタシ」に出てくるオヤジが信士だったり野々宮だったりした*1
- 前述の着替えコーナーは、帝一(光明)、駒(菊馬)、信士(同じく菊馬)、羽入(毘沙門天)、ゲストの加藤諒さん(同じく毘沙門天)、とオールラウンダーズの中谷さん(……すみません失念しました、確か光明ヅラ被ってたような)だったかと。やる気ゼロの菊馬とか、酔っ払ったオヤジ(うろ覚え)みたいな菊馬とか、どっちも割とノリノリの毘沙門天様とか、「にゃん!」な帝一とか……貴重なモノ見せていただいた。
- 信士かわいい。光明と共々、ダンスのキレが良かった。
- ヒル&ユウのコンビがうつくしかった。独裁者衣装で舞台の高いとこから見下ろしてるの最高。
- ラスト近くのはだか太鼓(白褌に上はシースルーの袖なし法被)、半年前に映像で見たときはまさかリアルで拝めるとは思わんかった。最初に壇上で撥を構えて勢ぞろいしてるとこ、圧巻でかっこいい*2。皆さん脚線美。信士以外の一年生も参加+本田は黒髪蒜山で。信士だけNGなのはおとなのじじょう的なアレか。氷室先輩の仕切りがグダグダになる中、ゲストの加藤さんが思いきし巻き込まれておりました。
- そのまんま流れでマイムマイムに。体が勝手にうーごーく、が耳に残る。
- 客席降り。すぐ目の前を、覚えてるだけでも帝一とか光明とか、菊馬コスの信士とか、野々宮とか、菊馬とかが通ってったりすぐ斜め前にいたりした訳ですよ……よく心臓止まらなかったよね自分?!ハイタッチされてる方もいらっしゃったけども、む、無理……と固まっておりました……。
- 近くの席の人が某キャラのうちわを持ってたんですが、客席降りの時、落ちてたサインボール(舞台上からキャストが投げたもの)をその役の方が拾って手渡してあげてて、ちゃんと見てらっしゃるんだなあ、となんとなく胸熱。
- 「もしも僕が天使になれたら」で天から落ちてきたハートをキャッチできた。わーい。あと銀テープも拾った♪
- 今回の公演パンフはないんだなーと思ってたら、帰りに出口でリーフレットをいただけた。公演セトリに加え、原作者+演出家の方のみっしりな対談とかいろいろ載っておりました。感謝!
最初に書いた通り、お芝居の方を見逃してしまっていたので、ライブという形で観ることができたのはとても嬉しかったです。ちょっと悪ノリし過ぎかなー(汗)って場面もあったけど、全力で楽しませてやるぜ!という勢いの感じられる舞台でした。「これは戦争」とか「堂山会長に気に入られたいから」とか「チキポンポン」とか、太鼓の曲とかマイムマイムとか気づくと脳内再生される……横浜密かに待ってるから…!