3次元別館。

主に観劇の感想です。2.5舞台が多めでその他のミュージカルやストレートプレイも。

【観劇記録】12/2 髑髏城の七人 Season月 下弦の月

・記事の後半あたりからネタバレありの感想です

  

【前置き】

劇団☆新感線の舞台は何度か観ていて、髑髏城の七人もサンシャイン劇場でやってた頃のをかなり昔に映像で、ワカドクロをゲキシネで、今回のもSeason鳥を8月に観ておりましたが。天魔王の人外じみた存在感と、蘭兵衛の艶やかさと殺陣の技術等々に圧倒されまくった鳥髑髏の観劇から約一週間後、衝撃の発表が。

 

「Season月は2チーム制で、うち1チームは捨之介が宮野真守さん、天魔王は鈴木拡樹さん*1で、木村了さんと松岡広大さんも出るよ」

( ゚д゚)

 

ちょうどお昼時で社食でスマホ見てたんですが、周りに普通に人いたのに「はい?」って声出たよね……いや待って新感線、それも髑髏城に鈴木さんってまじですかしかも主演がマモとかうわあああチケット取れるのそれ、ねえ?!と、午後も気づくとそのことばかり考えまくっていたことをここに告白します。元々好きな劇団の好きな演目に、刀ステと帝一舞台とナルステの、それも三日月宗近と帝一とナルト役の人が出ると知って落ち着いてなんていられる筈ないじゃんよ*2!普段はあまり読まないインタビューの類にも目を通しまくったりして、期待度が上がりまくったまま観劇日を迎えたのでした。

 

【ここから本題】

公式のあらすじだとちょっと固い内容に感じるかもですが、お話自体は王道の少年マンガ的。お叱り覚悟で超大雑把に言えば「天魔王という悪い奴がいて、主人公の捨之介と仲間たちでそいつを倒しに行く」ってことさえ押さえておけば取り敢えずOKです。

衣装や舞台セットがおそろしく豪華、一対一はもちろん大人数の殺陣も迫力があり、笑っちゃうシーンも多く、座席エリアが回り舞台みたいに回り、幕の役目も果たす巨大スクリーンの映像と連動した演出は見たことのないダイナミックさ*3で、額面だけ見ると高価なチケットも、そりゃこのくらいするよね!と納得。終始圧倒的に華やか、かつアクションシーンも盛りだくさんなので、特に殺陣の多い2.5次元の舞台をよく観る人なら、ほぼ確実に楽しめる演目じゃないかな。シーズンごとの違いや劇場自体の特色などについては、公式サイトなどを参照いただければ幸いでございます。

 

で、今回の「下弦の月」がどうだったのかというと、

端的に言ってすっっっごく面白かった。

脚本演出とキャストが自分のツボに完璧にハマったようで、1幕終了の直後「こういうのが観たかったのーーー!!」と内心で叫びまくっておりました。

サイド席だったものの前回観劇時よりかなり前の方で、オペラグラスなしでも役者の表情がわかる距離だったのもあるかもですが、髑髏城でちょっと泣きそうになるなんて思わなかったよ。

 

以下、キャストや場面ごとに。

 

※ここからネタバレ有りです

 

・捨之介には、その場にいるだけで周りが明るくなるような華やかさがありました。立ち回りも長身が映えてかっこよかった。前半、台詞回しがちょっとクサいかな?という箇所はあったけど、ただ明るいだけじゃなく、過去には並の人間には耐えられないような地獄も経験してきたんじゃないか、と思わせる何かを感じた。天魔王を殺す!と息巻く霧丸を止めようとした時の真剣さはそれ故で、かつて自分自身が通った道だからこそ、あの状況の霧丸にもちゃんと伝わったのかなー、などと想像が広がる広がる。霧丸と一緒にいる時のお兄ちゃんっぽさが微笑ましかった。

・天魔王はすごく人間くさかったです。今まで見てきた天魔王は道を踏み外して人を超越しちゃった存在、というイメージが強かったんだけど、オープニングに「天魔王」と呼ばれるようになった時のエピソードが加わったこともあり、彼もまた、野心家で計算高く、それでいて嫉妬に狂ったりもする一人の人間なんだなあ、と。と言っても全身からみなぎる威圧感や、2幕の最初の方で蘭兵衛に斬りかかられた時の心底嬉しそうな悪い顔、殺戮シーンでの残酷さ、などなどの迫力は凄まじかった。殺陣は大きさと勢いがありつつも正確無比で美しく、一方で遊び心のようなものがカケラもないあたり、実直真面目で超有能だけど遊ぶことは上手くなさそうだなー、捨之介みたいなタイプは嫌いだろうなー、なんて事も考えたりして。最後の戦いで、身に纏った大きな鎧を次々と剥ぎ取られていく、という演出も良かった。

・蘭兵衛は、男性的な色合いが強かった。こちらも、どこか妖のような気配の漂っていた他のバージョンの蘭兵衛より、生身の人間っぽさを感じました。殺陣は、前半は速さと正確さ、力強い一撃で確実に殺る!といったところ。天魔王もそんな系統(ただ、より動きは大きい)だったから、どちらもかつての主の影響をどこかしら受けてるのかもね。後半の襲撃のところでは、わざわざ相手に恐怖を与えるような凄惨な殺し方を選んでいて怖かった。蘭兵衛は行動原理がいまいちよくわからない人、というイメージだったんだけど、今回思ったのは、その時々の自分の美学に忠実なのかな、ということ。「今自分が美しいと思うこと」だけが重要で、過去どうだったのかとかはどうでもいい、というような……自分で書いててだんだんわかんなくなってきましたすいません。極楽太夫との関係は「強い信頼で結ばれた同士」なのかな?と。太夫の側にはそれ以上の気持ちがありそうだけど、蘭兵衛はわかっていつつ応えてはいないんじゃなかろうか(でも多分まんざらではない)。1幕ラストの、白い花が咲き乱れる中での殺陣は感嘆ものの美しさ。

 

とっくにバレてるとは思いますが、天魔王と蘭兵衛大好きです。夢見酒のくだりとか目玉かっ開いて凝視してたに決まってるじゃないですか。

 

続き。

 

・兵庫がとても良かった。學蘭歌劇の帝一を演じてた人が、あの向こう見ずでなんだかんだいい奴で愛すべき馬鹿の兵庫を?と、ちょっと意外だったんだけど、舞台上にはまさに向こう見ずでなんだかんだいい奴で愛すべき馬鹿の兵庫がおりました。荒武者隊のメンバーが惚れ込むのもわかる。太夫に振られるところで汗のことを言われてたけど、そんなに汗臭くはなさそうかな?台詞回しのテンポが良く、飛んだり跳ねたり飛び蹴り食らわせたりの戦闘場面も見ていて小気味よい。無界屋襲撃の直後のシーンが哀しかったのも、若い分、よりダイレクトに悲痛さが伝わってきたことがあるかも。ラストの太夫とのやりとりが微笑ましかった。

・発表時、少年に変わってて驚いた霧丸*4。想像していたよりは大人びていて、少年と青年の狭間にいる、といった趣きでした。霧丸も、戦闘シーンのアクロバティックな動きが見もの。捨之介との関係は年の離れた兄弟みたいで、少女から少年になったことで、より作品全体が少年マンガっぽくなった気がする。正体を明かすところは少女の方がより劇的だけど、こちらは皆の前で口に出したことで、より強く「自分がそうであること」を自覚したような印象を受けた。

・極楽太夫がかわいい、というのを聞いてどういうこと?と思ってたら、確かにかわいかった。粋で気風が良くて情に厚い、素敵な大人の女性ならではのかわいさ。元々兵庫より遥かに精神年齢高そうだけど、それにしてもかなり年が離れてるよな……などと考えていた私が浅はかでございました。あの太夫になら惚れる。最初の方で兵庫を振るところの台詞回しがいかにも新感線っぽい。後半のカチコミの衣装も綺麗だけど、登場した時の花魁姿が美しかった。

 ・贋鉄斎はそう来たか。笑いっぱなしだったじゃねえか。最初の方でウィッグが取れてしまうアクシデント?があったんですが、すぐに笑いに変えておられて流石。ところで雅って言いだした時に某文系刀が浮かんだ審神者はあの場にどのくらいいたんだろう。

・サラサラストレートロングヘア+眼鏡でうさんくささ全開の渡京。この人の登場シーンも大体笑ってた。髑髏城から逃げてくときのあれはもうすごいとしか。

・お兄ちゃんだったり息子だったり色々の兵庫の身内ポジションはそうなったか。しかし名前がいん平ってどうなんだ。初見だとまさか後半ああ来るとは思うまい、ふふふ。敵の中ボスの爪月のとこ……実はお前もかー!ってなったよね(笑)

・生駒さんがちょっと色っぽい。潔癖らしい。いろいろ大変だった剣布さん(合掌)

・狸穴二郎衛門なあ……何か書こうとすると全部ネタバレになるんだよなあ……

 

正直なところを言うと、他の舞台で素晴らしいお仕事を見せてくれた人たちであっても、新感線初参加、かつ比較的若手の方々ばかりであることは確かなので、観る前はどこかに心配な気持ちがありました。けれども実際に幕が上がってみたら、瞬時にしてお芝居の世界にのめりこんでしまい、純粋にこの演目を最初から最後まで楽しんでた。特に素晴らしいと思えたのは捨之介と天魔王、兵庫、極楽太夫でしたが、他のキャストも文句なしに良かったし。クライマックスの「七人」が揃うところ、ちょっと泣きそうになったよ……。

下弦の月の幕が下りた時*5に自分の中にあったのは、最初に太字で書いたように「すっっっごく面白かった!!!」という気持ちでした。

 

つらつらと書きましたが、もし、この記事をここまで読んでくださって、ちょっと興味はあるし平日ならまだチケットあるみたい(※12月上旬現在)だけど高いしどうしよう、と迷われている方に向けて私が言いたいことはこれに尽きます。

観ないのはあまりに勿体ない。高くても決して損はしないから、是非観て。

 

追記

上弦の月ライビュ感想はこちら

下弦の月ライビュ感想はこちら …ほぼ捨之介と天魔王と蘭兵衛について

 

*1:実際は第一報では役名まで把握できてなくて、この位置に名前出てるってことは蘭兵衛の可能性も?どっち?って動揺してた

*2:廣瀬智紀さんは、この時点では名前だけは知っていましたが、映像含めちゃんとお姿を拝見したことがなかったのでした

*3:座席は『キャッツ』のオープニングみたいな感じで動きます。映像は無理やり例えるとしたら若干マニアック?ですが、国立科学博物館のシアター36◯が近いかな、と。流石に360度映像が映し出されるのではないですが

*4:他のバージョンでは沙霧という少女で、捨之介との間にラブっぽい要素もあったりする

*5:あのスクリーンは下りないから正確には閉じた時だけどまあいいか

【雑記】「2.5次元舞台にようこそ」読みました

告知らしきもののあった2か月くらい前から楽しみにしてた本。

 

!以下、多少本の内容に触れてます!

 

2.5次元舞台とはそもそも何か。様々な解釈があるが、本書においては云々とする」……というような、いわゆる固い内容の本ではないです。去年の美術手帖2.5次元特集みたいなものを想像してたので、最初は「ちょっと軽くないかな?」と戸惑ったけど、過去に著者自身の手掛けたインタビューの内容がどれも興味深く(特にペダステにまつわるエピソード)、シリーズで上演され続けている作品の紹介も少々駆け足気味ながら多岐に渡っており、全体に楽しめる内容でした。

惜しい点は主に2つ。

・写真がとても少ない

テニミュ、ペダステを中心にたくさんの作品が紹介されており、2.5の舞台に多く出演している方々のインタビューも盛りだくさんなのに、それらの舞台や俳優さんの写真がほとんどない。おそらく色々と制約があったのでしょうが、カラーは難しくても、せめてモノクロの写真は欲しかったな、と思わずにはいられなかった。

刀剣乱舞の項が……??

俳優さんの項で刀ステの演技について触れているし、刀ミュ(みほとせ)観劇のために海外まで遠征されているくらいなので、きっと面白いお話が出てくるだろうと期待していたのですが、表面的な解説と、なぜか原作ゲームの展開の説明に終始してしまっておりました。珠海行のコラムはとても面白かったけど、公演の内容自体にはほんの少ししか触れられていなかったし。意図的にそうしたのか、他の理由があるのかはわかりませんが、刀ステと刀ミュ、それぞれの魅力や見どころなどを筆者の解釈で読んでみたかったので、そこは残念。

それと、過去のインタビューが複数引用されているので、それらを読んだことのある人だと既に知ってる内容が多いと感じるかもです。結構有名と思われる俳優さんでも名前が出てこなかったりするし。ただ、本の性格上その辺りについては致し方ないかな、と(有名どころを余すことなく、しかも平等に取り上げる、なんてまず無理だし)。

 

いくつかマイナスな面を上げてしまったけれど、最初にも書いたように、全体的に読んでいてとても楽しい本でした。

その理由は多分、筆者の2.5次元舞台への愛がこれでもかと感じられるから、ではないかと。

例えば、テニミュ、ペダステ、刀ミュ、刀ステ以外にも、現在シリーズ化されている作品がざっくりと紹介されているんですが、時々ちょっとマニアックな観点だったりするんですね(笑)。茶化してる調子では決してないんだけど、薄ミュでピンポイントで挙がってるのが沖田編の「〜兄妹〜似ていないかい」とか……敢えて触れるのがそれ?! と言いつつ、私あのシーン大好きだし、「見所はカッコいい殺陣です!」とあるよりも「演歌調の歌もあって……」の方ががぜん興味をそそられるのもまた事実(※個人の感想です)だったりもするし。

2.5以外にも長年に渡って膨大な数の舞台を観劇されている*1とのことなので、演劇のジャンルとしては低く見られがちなことについてとか、今後の課題とか、プラスではない面も掘り下げようとすればできたのかな、とは思います。

けども、そういう面には(おそらく敢えて)触れておらず、終始一貫していたのは「2.5次元舞台って面白いよ!こんな作品があるんだよ、こんな人たちが演じてるんだよ!」という想い。まるで著者自身が目の前にいて、次々とマシンガントークを繰り広げているようでした。その熱量にちょっと圧倒されつつも、こんなにこのジャンルをよく知っていて、愛している人がこの本を出してくれたんだなー、と考えるとなんというか嬉しくなった。

今まで、「幅広く舞台ジャンルを扱っている」と謳いつつ2.5次元は別枠扱いな紙メディアやネットコラム*2や、他のジャンルの話だけど「今の人たちも頑張ってるとは思うけど、◯◯さんたちの時代には及ばない」「所詮このジャンルは△△(よりメジャーで世間的に「格上」とされる近似ジャンル)には敵わない」といった類の、懐古厨ご意見番と呼ばれる人たちの「この人ほんとにこのジャンル好きなのかな? そういうのは自分のブログでやってください、てか何でこんなライターに記事書かせたよ編集部……」てなあれこれを散々見てきたからさあ……。

「このジャンルを徹底的に総括する!」というような仰々しいものではないし、もの足りなかった部分もあるけれど、ひとりの2.5次元舞台ファンとしては、「はじまりの一冊*3」がこの本で良かったな、と思えたのでした。

*1:年間300近いこともあったとか。マチソワしまくってフェスやコンクールの短い演目を続けて鑑賞したりすれば可能だろうけど、それにしてもものすごい数

*2:ムカつきはしないけどもやっとはする。自分自身去年までは似たようなものだったけど

*3:※冒頭の「はじめに」より

【雑記】2.5次元舞台展に行ってみた

急に思い立って、2.5次元舞台展に行って参りました。平日の昼間だったのでそんなに混んでなかった。以下、ざっくりと。

 

※普通にネタバレあります

 

  • メイン会場への入場までちょっと並ぶ。会場自体に入る列と、入ってすぐの2回。オープニング映像を流すスペースが狭い*1からかな?
  • そもそも会場全体がさほど広くはないので、キャプション全部読んでVR見て写真をちょいちょい撮っても1時間かからないくらい。ただ休日は混むだろうから、もう少しかかるかも。
  • 9日(木)の時点ではだいたい写真撮影OKでした。むしろ撮影NGのところ、あったかな?
  • オープニングが終わると、テニミュとペダステの衣装や小道具などのプチ展示。ペダステは、会場の上の方に競技の衣装が吊るしてあったり、小道具のハンドルが壁に並んで掛かってたり、見せ方のひと工夫が良かった。台本のチラ見せも。こないだの最新作はパスしちゃったんだけど、行けば良かった……。
  • テニミュ・ペダステのスペースに隣接してVRシアターあり。会議室とかにあるような机の上にずらっと体験用の機械が並んでてその前に座り、機械とヘッドホンを装着して見るようになってました*2。映像は1分ほどのダイジェストが8作品(刀ステは虚伝と義伝両方)分で10分程度。VRは初だったんですが、実際に劇場にいるみたいに、首を左右に向けるとそっちの方向の景色が見えるのは面白い。体験中のところを側から見たら相当怪しいだろうなあ……。最前列ドセンっぽいアングルのものもあり、ほほうこれが超プレミアムシートの風景か、と興味深く見た。刀ステ義伝の暁月夜が入ってて嬉しかった+東京喰種の習様オンステージのインパクトがすごかったですはい。
  • 次のコーナーはあんステの衣装+楽屋再現。あんステはゲーム含めて未体験なんだけど、衣装綺麗だな。楽屋の机の上はどこまで忠実に再現してるんだろう?乗ってるのはだいたいファンからのプレゼント(複製)やポーチなどの小物、化粧品の類だけど、携帯ゲーム機っぽいものや、ケースに入ってない歯ブラシとかがたまにあるのがシュールなんだかリアルなんだか。
  • あんステ楽屋を抜けると、ここまでの3作+刀ステを除く作品の衣装が、通路の左右にずらりと並ぶ。1作品につき4~5着くらいなので、衣装展示のみの作品が目当てだとちょっとツラいかも。ジョカゲは小道具も少しあった。そして、このコーナーの佐々木さん率の高さよ*3
  • 衣装の後は刀ステ義伝のコーナー。サイトにある、小夜と歌仙が会話していた屋根のセットの他に、ラーメン光忠屋台と、鶴丸除く伊達組+三日月+山姥切の内番衣装の後ろにさりげなく畑当番のシーンで出てきた野菜たち、それから伊達組全員の真剣必殺の衣装+黒鶴丸の衣装がありました。通常の衣装と、鶴丸の内番はナシ。上の方にはエンディングの傘が全員分飾られており、このコーナーだけでかなりテンション上がった。衣装の傍の壁に、6日のイベントで登壇されたキャストの方々のサインも。
  • んで、出口のところに俳優さんやスタッフの方たちのメッセージが並んでて、後は物販コーナーで終わり。
  • 日替わりのステッカーは『幕末Rock』で、土方歳三沖田総司(輝馬さんと佐々木さん)でした。

 

正直なところ、チケットが同じ値段だった刀剣乱舞(原作ゲーム)の本丸博の充実度を考えると、この規模で前売り1800円、当日券2000円はちょっと高いかな、とは思います。とは言え、あんステの楽屋再現やVRコーナーは面白かったし、刀ステはなんだかんだテンション上がったし、素敵な作品をありがとう&これからも応援してます!というお布施的な意味も込めてのお値段、と考えればまあいいかなあ……というところ。蔵出しグッズの販売もあるし。せっかくなので劇場で買ってなかった薄ミュのトレブロと、展示会場グッズの刀ステフレーバーティなど購入してみた(思う壺)。

行くかどうするか迷っている方にアドバイスするなら、複数作品のファン、特にあんステか、刀ステ義伝が好きなら楽しめるのでは、と。それと、会期は12日までですが、初日からいろいろ変わっているようなので、サイトで事前に概要とニュースはチェックしていった方がいいかもです。

*1:それほど詰めなければ12~3人程度でいっぱいになりそうなくらい……多分

*2:サイトに載ってるイメージと随分違う…笑

*3:テニミュと刀ステ虚伝にも出てるしなあ

【観劇記録】10/26 はいからさんが通る(宝塚・花組)

  • いつもよりは短めの感想です
  • ネタバレ多少アリ
  • カテゴリ分けは迷ったんですが、比較的若手の人が多いし、俳優って言葉自体に性別はないから「若手俳優」で間違ってない……よね?

元々原作の漫画が好きなので、宝塚で舞台化するのを知った時は、外出先で一人だったのに「はい?」って声出た……。しかも、少尉役が柚香さんってだけでもありがとうございますなのに、編集長が鳳月さんで鬼島が水美さんとか神過ぎてビジュアル発表前から心で五体投地しておりました……。

 

大海帝祭以来の青年館で、1階のかなり後ろの方だったんですが、傾斜がついてるので観やすかった。前の人の頭で見えにくいということがないのはホント有難い(いろいろ思い出しつつ)。 

事前に聞いていた通り、展開はちょっと駆け足(特に後半)だったのは否めず、ストーリーだけなら、もしかすると原作未読の方が素直に楽しめたかも? とは言え、よくあの長さを2時間ちょっとでテンポよく綺麗にまとめたなあ……と感心してしまった部分の方が大きい。歌は少なめで、たまに歌が入るとそう言えばこれミュージカルだったっけ、というくらい、お芝居がメイン。ビジュアルの再現度はもう見事というしかなく。流石に伊集院伯爵や因念中佐、高屋敷、如月あたりは宝塚補正されてたけど、まさかの狸小路伯爵がなかなか頑張ってた。

 

以下、特にうわーーー!となった点を箇条書きで。

  • 「はいからさんがと・お・る」な主題歌がクセになる。音源欲しい。登場人物全員集合ダンシングも美しいし楽しいしで、最初から一気にテンション上がった
  • 少尉がマジ少尉(語彙)。ビジュアルが神なのはわかっていたのですが、醸し出すオーラが、というか存在自体がもはや二次元……。一幕ラストの木の上の告白シーンとか、ときめかせころす気ですか(真顔)最初から最後まで、すべてにおいてキラキラしておった。
  • 紅緒さんが元気で乙女でかわいい。しっかり酒乱。モンペのアンサンブルはまさかやるとは思わんかった。それでいて伯爵に啖呵を切るところとか、お葬式の場面は凛としてかっこいい。欲を言えば刑務所でのへの六番も見たかった(さすがに無理か)
  • 編集長、お顔立ちの二次元来ちゃった感もさることながら脚の長さが尋常じゃなかった……もはや全身二次元。女嫌い性のじんましんに笑いつつ、紅緒を慰めるとことか抱きしめるとことか、最後のソロとか、もう素直に素敵としか言えねえ。
  • 鬼島がワイルドでかっこいい。大陸での馬賊のエピソードがカットされてたのは残念だけど、軍属時代の少尉とのくだり(軍服)はちゃんとあった。
  • 蘭丸かわいい。歌舞伎役者の姿は美しく、メイドの蘭子ちゃんも短いながら出てきた。かなり下級生ということを知ってびっくり。
  • 環がガチで環……後半の新聞記者姿がマンガそのもの。鬼島とは特にツンデレじゃなく、割と仲良さげ(だから尺が……)。ラストは本編どおりでよかった。
  • 紅緒が一度は編集長を選ぶところが唐突に感じられてしまったので、ラリサと紅緒の絡みはもっとあると良かったかも。つめ子は出番こそなかったものの、名前だけちらっと出てきてにやり。
  • 牛五郎さん最高でしたありがとう
  • 紅緒パパンが素敵なおじ様。伊集院伯爵夫人もエレガントなおばあ様でした
  • この日は原作者の大和和紀さんがいらっしゃってました。ので二幕の最初の方で紅緒が貼っていく冗談社の標語が「大和和紀先生ご観劇 忍」になってた(笑)

 

まとめると、全体に駆け足ながらも最初から最後まで楽しめる良作でございました*1。ぶっちゃけ、も少し尺を長くしてエピソードと歌を増やして本公演の一本もので……と思ったけども、そうするとフィナーレというかカーテンコールがあの衣装じゃなくなっちゃうんだよなああ……それは惜しい(妄想はとどまることを知らず)

*1:円盤化しないのほんと勿体ない

【雑記】舞台俳優応援スタンスなるものを

結構前に流行ったのかな?

面白そうなのでやってみる。

 

基本情報

・首都圏在住、23区内勤務の社会人

・自ら進んでの観劇は高校生くらいからかな?高校〜大学生くらいまでキャラメルボックス惑星ピスタチオ、スタジオライフなど、メジャーな劇団のお芝居を中心に観てました*1。宝塚は母親がファンなので、物心つく前から。就職を機に舞台は年に数回くらいしか行かなくなってたけど、戦国鍋で若手俳優に興味→東宝ミュージカル・宝塚の観劇回数が増える→2016年5月、ライビュで刀ステ沼に落ちる→舞台熱再燃(今に至る)

 

推しについて

推しも贔屓も、今のところ多分いないです。過去も含めて(今後のことはわからない)。

宝塚だと好きだったor現在進行形で好きなスターさんは何人かいるし、お気に入りの舞台作品、特に刀ステに出演したことのある俳優さんはなんだかんだ気になってしまうけど、この人を観るためだけに行くとか、SNSもブログも欠かさずチェックしてるとかは未経験。写真集を買ったり、個人のTwitterやインスタのフォローすらしたことがなかったりする*2

俳優さん個人に興味を持てないというより、あえて「別の次元に存在している人たち」ということにしておきたいのかも知れないな。

 

舞台を観に行く基準

作品(劇団):出演者:脚本演出が3:2:1くらい。

作品が面白そう、というのが一番で、この人がこの役をやるなら、このメンバーが出演するなら、脚本演出(ミュージカルなら作曲)がこの人なら、って具合で掛け算して決めてる感じ。基本的には1演目1回で、役替わりも観たいとか、見込んでたより多くチケットが取れたとか、この作品だけはどうしても!という場合などには2回観ることも。

華やかな衣装が好きなので、時代物や異世界ファンタジーが多め。明るいものよりダーク寄りの作品に惹かれがち。

宝塚は組や演目を問わず、東京の本公演は可能な限り行くようにしてます。

 

舞台以外のイベント等に行く基準

俳優が出演する、ってことかな?展示イベントでの追加料金ナシのトークショーとか、どなたでもご覧になれます系のイベントなら足を運んだことはある。 出演なしなら衣装展はよく見るし、ポスカやコースターのもらえるコラボカフェも経験あり。

 

グッズを買う基準

ビジュアルが気に入ればパンフレットは買ってる(本棚がそろそろきつくなってきた)。トレーディング系は、どれが来ても嬉しいときのみ。宝塚のパンフは遠征した時か、よっっっぽど気に入った時以外は控えてます。キリがなくなるので……。

 

雑誌を買う基準

定期購読はナシ。好きな作品が大々的に取り上げられていたら買うことはある。

 

映像を買う基準

観劇後何日かしても興奮が冷めない、いくらでも語りたいことが出てきて頭の中がその作品で塗りつぶされてる、ってくらいになった時に公演の円盤を買ってます。シリーズものの過去の公演の予習や、見逃した作品をWeb配信で見ることも。


プレゼント/手紙について

どちらもないです。特に良かった人がいれば、公演のアンケートに書くようにしてるくらい。ちょっとズレるがアンケートはWebだと後でもゆっくり書けるのでありがたいです。が、マーベラスのは複数項目の選択ができるように+フリー記述の欄を縦に広くして欲しい……。

 

普段の行動

平日日中は仕事、土日祝は観劇以外だと本読む、書きものをする、審神者とかなんかいろいろ。SNSTwitter中心。主に情報収集が目的で、呟きは普段は1日1〜数回程度。ただし大きめの発表があった時や、観劇直後にはテンションがウザくなる仕様。

 

同担について

推しまでいかなくても同じカテゴリの他の俳優よりちょっと気になる、くらいなら何人かいるので、そちらのファンと仮定してみる。

愚痴や、愛情からのものであったとしてもジャンル自体を下に見る発言が多かったり、「トレーディング系は当然協力してくれるし、推しが出たら譲ってくれるに決まってるよね *3」みたいな人は遠慮したいけど、そこまででなければ構わないかな、というかむしろ舞台について語れる友だちが欲しいです(本音)。

 

 

結果:舞台俳優応援というより観劇スタンスになったような気がする

 

 

*1:というあたりから年齢はお察しください

*2:雑誌をちょっとだけ立ち読みとか、Webで公開されてるインタビューを読むくらいはあるけども

*3:舞台以外のジャンルで昔そういう友人がいたのでトラウマ

【観劇記録】2017年上半期ざっくりまとめ

少々遅めですが、今年の1月~6月に観た舞台をざっくり振り返って。

 

※かなりざっくり

※若干ネタバレあるかもです

 

1月

  • 宝塚花組公演 『雪華抄』『金色の砂漠』

日本物のショーは華やかでいいね!コンサバは奴隷と美しく傲慢な姫の愛憎劇という、個人的にドストライクなあらすじが出た時から楽しみにしており、期待を全く裏切らない愛も憎しみも全開の物語でしたふふふさいこう。冷静に考えるとツッコミどころもあるんだけど、主役以外の登場人物それぞれのドラマやお話自体の構成も良く、好き過ぎて千秋楽ライビュも行った。

 

中川&小西ペア観劇。当日券に並んだら前から3列目の席だったので、ド迫力だった。告知映像の二役目の方の衣装が好み過ぎて観ることを決めたら、思ってた以上に展開が悲惨だったけど(特にカトリーヌ……)、やはりビジュアルはすごく良かったし、歌が、特に初めてリアルで聴いたかも知れない中川さんや濱田さんの歌唱力が素晴らしくて、最後まで舞台に釘付けだった。フランケンシュタインとアンリの関係性?うん好き。

 

2月

  • アマテラス(少年社中)

ポスターのビジュアルからもっと固めの話を想像していたら、コミカルな場面が多く、視覚的にも楽しめて、エンタテインメント性の強いファンタジー作品でした。殺陣がかっこいい。ところどころ戦隊モノを思わせる演出。タケルとアマちゃん、お伽話の動物たちのかわいさと強さもさることながら、ライバルポジション贔屓としてはスサノオファミリーwithオオクニヌシとニニギ&サルタビコのコンビがお気に入りでした。アテナが美しかった。

 

3月

映像で初演と総北新世代を視聴して、リアルで観たいと思ってたので。当日引換券で第3バルコニーだったんだけど、舞台全体を見ていたくてほとんどオペラ使わなかった。西田さんの独特過ぎる脚本と演出はクセになる。チーム2人が好きなので、たくさん出て来て嬉しかった。古賀と鏑木とバシ君と小鞠も良かった。帰りにオランジーナ買ったねー。

 

  • 宝塚月組公演 『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲(ロンド)』

グランドホテルはセットや演出がオシャレ。群舞も豪華で、宝塚の人海戦術の真髄を見せていただいた。男爵やオットーも好演だったけど、何と言ってもグルーシンスカヤを演じた愛希さんが最高だった。

 

4月

  • 宝塚宙組公演 『王妃の館 -Château de la Reine-』『VIVA! FESTA!』

観る前はどうなることかちょっと心配してたけど、面白かった。真風&うららカップルが眼福。マコちゃんとクレヨンに幸あれ。ショーはソーラン宙組!のとこが迫力あって良かった。

 

  • 破壊ランナー

感想はこちら

 

感想はこちら

 

5月

観劇中に体調不良に陥ってしまい、あまりよく覚えていなかったりする(涙)キャロル役の新妻さんのお歌がとても綺麗だったな。

 

  • 宝塚星組『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』

紅さんのパーシー役がぴったりハマってた。綺咲マルグリットのキツめ美人メイクが好き。後半の、劇場で歌う場面でちょっとうるっと来た。やはりショーヴランは歌もお芝居も素晴らしかった。ロベスピエールの怜悧な美しさに見とれた。

 

  • ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~暁の調べ~(ナルステ)

簡易版感想はこちら

 

6月

  • 舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜(刀ステ)

ネタバレ抑え気味の感想はこちら

ネタバレがっつりの感想はこちら

 

他に歌舞伎の助六も観ているんですが、今のところ雰囲気を楽しむことがメインになっていて、花魁道中がゴージャスだった、とか、ギャグが結構ぶっ飛んでた、とか、ぶつ切りにしか出て来ないので割愛します……ストーリーよりも場面のひとつひとつを楽しむ感じだったし、幕見で下手側に座ってたら、見所の花道の場面がほとんど見えなかったし(汗)助六は声がすごく良く通って、かっこよかったけどさ。*1

去年の末頃から観劇熱が久しぶりに蘇ってしまい、上半期だけでも去年の1年分と同じくらいの回数だったりするので、下半期はちょっと自粛しないと……などと本気で思ってたら、感想書いてない分も含めてここ1か月だけで既に5作品も観てない、か……。

*1:結局しっかり書いてるし

【観劇記録】8/12 學蘭歌劇『帝一の國』ー大海帝祭ー

  • 簡易メモに近い感想です
  • 例によってネタバレありのため注意!
  • ところどころ記憶が曖昧なので間違ってるとこもあるかも知れません……

 

帝一の國は原作が好きで、學蘭歌劇は半年ほど前に映像で最初のだけ視聴。独特の濃ゆいノリを醸しながらもしっかり帝一の世界で、シリーズ完結前にリアルで観たかったな、とちょっと悔しかったりもしたのですが、ライブ開催を知って「これは!」とチケットを取得。サイド席だったので後ろの端の方とかだろうなーと思ってたらまさかの最前列……今年どうなってんの?!(まあ、雪組トップ退団公演は観劇できなかったんだけど涙)

 

原作好きと言いつつ最終巻まで読んでなかったので、直前に読破+並行して學蘭歌劇のマイムマイムとラストダンスを視聴して、全部終わったのが出発の直前。さっきまで見ていた映像そのままの人たちが舞台にいるのが何だか不思議でした……。

 

以下、箇条書きで。

  • 帝一が帝一でしかなかった。映画もそう思ったけど、舞台もまた然り。帝一そのものだった。
  • 帝一父(映像出演)が映画ネタをぶっ込みまくってきて会話がカオス(笑)同じく映像出演の美美子はダブルキャストが同時出演。「どっちを選ぶの?(ニュアンス)」と帝一に詰め寄って、「振り子の君」に入る流れがグッド。他に玲と森園先輩、堂山会長が映像だったんだけど、会話がスムーズで意外と違和感ナシ。「美美子ー!」「玲ちゃーん!」って会場から声援が上がってた。
  • 光明がかわいい。役者さんの素顔は割と男子なのに、なんなんだろうあの溢れ出るまでの可愛さは。にゃんエコバッグ買っちゃったよ。
  • 菊馬と二四三がまたそのまんま過ぎた。キクマ・ド・サドとシルク・ド・キクマのとこ、衣装や装置も含めて再現されてて嬉しい。
  • 二役の氷室(ミッチェル)、駒(ルルカ)、本田(蒜山)。振り幅半端ない。駒は二役の他に日替わり?の着替えコーナーでの菊馬コスプレやら、松葉杖キリンやらもあったし、本田は通常に加えて水色アラビアンナイト風衣装と、蒜山は黒髪姫カットだけじゃなくシルク・ド・キクマのときの衣装+ハゲヅラまで……目まぐるしいすごい
  • よく見ると弾のテーマで踊ってる妖精さんとか、氷室・駒(衣装はミッチェルとルルカ)による「抱かれたアタシ」に出てくるオヤジが信士だったり野々宮だったりした*1
  • 前述の着替えコーナーは、帝一(光明)、駒(菊馬)、信士(同じく菊馬)、羽入(毘沙門天)、ゲストの加藤諒さん(同じく毘沙門天)、とオールラウンダーズの中谷さん(……すみません失念しました、確か光明ヅラ被ってたような)だったかと。やる気ゼロの菊馬とか、酔っ払ったオヤジ(うろ覚え)みたいな菊馬とか、どっちも割とノリノリの毘沙門天様とか、「にゃん!」な帝一とか……貴重なモノ見せていただいた。
  • 信士かわいい。光明と共々、ダンスのキレが良かった。
  • ヒル&ユウのコンビがうつくしかった。独裁者衣装で舞台の高いとこから見下ろしてるの最高。
  • ラスト近くのはだか太鼓(白褌に上はシースルーの袖なし法被)、半年前に映像で見たときはまさかリアルで拝めるとは思わんかった。最初に壇上で撥を構えて勢ぞろいしてるとこ、圧巻でかっこいい*2。皆さん脚線美。信士以外の一年生も参加+本田は黒髪蒜山で。信士だけNGなのはおとなのじじょう的なアレか。氷室先輩の仕切りがグダグダになる中、ゲストの加藤さんが思いきし巻き込まれておりました。
  • そのまんま流れでマイムマイムに。体が勝手にうーごーく、が耳に残る。
  • 客席降り。すぐ目の前を、覚えてるだけでも帝一とか光明とか、菊馬コスの信士とか、野々宮とか、菊馬とかが通ってったりすぐ斜め前にいたりした訳ですよ……よく心臓止まらなかったよね自分?!ハイタッチされてる方もいらっしゃったけども、む、無理……と固まっておりました……。
  • 近くの席の人が某キャラのうちわを持ってたんですが、客席降りの時、落ちてたサインボール(舞台上からキャストが投げたもの)をその役の方が拾って手渡してあげてて、ちゃんと見てらっしゃるんだなあ、となんとなく胸熱。
  • 「もしも僕が天使になれたら」で天から落ちてきたハートをキャッチできた。わーい。あと銀テープも拾った♪
  • 今回の公演パンフはないんだなーと思ってたら、帰りに出口でリーフレットをいただけた。公演セトリに加え、原作者+演出家の方のみっしりな対談とかいろいろ載っておりました。感謝!

 

最初に書いた通り、お芝居の方を見逃してしまっていたので、ライブという形で観ることができたのはとても嬉しかったです。ちょっと悪ノリし過ぎかなー(汗)って場面もあったけど、全力で楽しませてやるぜ!という勢いの感じられる舞台でした。「これは戦争」とか「堂山会長に気に入られたいから」とか「チキポンポン」とか、太鼓の曲とかマイムマイムとか気づくと脳内再生される……横浜密かに待ってるから…!

*1:第二章でオールラウンダーズもやってたからね

*2:その後尻太鼓だけど